「ポケモンGO」、第2位の「とても楽しい」を超えるユーザーの感想とは?

※画像は「ポケモンGO」公式サイトより

 リリースされるやいなや、国内外で大きなブームを巻き起こしている「ポケモンGO」。過熱する人気の一方、歩きスマホによる事故や出雲大社や大阪城といった全国各地の名所がゲームスポットからの「除外申請」を申し立てるなど、その盛り上がりはもはや社会現象といってよい。  そんな「ポケモンGO」だが、実際にどれだけのユーザーが存在し、属性はどうなっているのか。民間の市場調査会社、MMD研究所が26日に公表したレポートはブームの過熱ぶりを裏付ける一方、意外な事実も明らかにした。

「ポケモンGO」の圧倒的な認知率の高さ

 そもそも「ポケモンGO」は世間にどのくらい浸透しているのだろうか。同研究所の調査は、7月25~26日の2日間、15~29歳の男女1949人を対象に行われたが、「知っている」と答えたのは92.6%。反対に「知らない」と答えた人は、わずか7.4%という結果だった。新聞、テレビなどで報道されているためか、圧倒的な認知率の高さといえよう。 ⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=103928

※画像はMMD研究所より

 さらに結果を分析すると、「知っている」と答えたスマホユーザーのうち、42.7%が「ポケモンGO」を実際にダウンロードし、そのうち9割超が実際にプレイしていた。ダウンロードしたものの、プレイしていないという人は、わずか3.7%しかおらず、これも驚きの結果といえる。 ⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=103929

※画像はMMD研究所より

 性別・年代別で見てみると、どうなるか。男女別のプレイ率は男性が42.1%、女性は36.1%と、男性のほうが「ポケモンGO」を楽しんでいるようだ。  また年齢別でプレイ率がもっとも多かったのは、15~19歳で51.2%。次いで20~29歳の48%、さらに50~59歳が35.6%と、意外にも健闘していた。 ⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=103930

※画像はMMD研究所より

次のページ
7割近くのプレイヤーが抱いた意外な感想
1
2
バナー 日本を壊した安倍政権
新着記事

ハーバービジネスオンライン編集部からのお知らせ

政治・経済

コロナ禍でむしろ沁みる「全員悪人」の祭典。映画『ジェントルメン』の魅力

カルチャー・スポーツ

頻発する「検索汚染」とキーワードによる検索の限界

社会

ロンドン再封鎖16週目。最終回・英国社会は「新たな段階」に。<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

国際

仮想通貨は“仮想”な存在なのか? 拡大する現実世界への影響

政治・経済

漫画『進撃の巨人』で政治のエッセンスを。 良質なエンターテイメントは「政治離れ」の処方箋

カルチャー・スポーツ

上司の「応援」なんて部下には響かない!? 今すぐ職場に導入するべきモチベーションアップの方法

社会

64bitへのWindowsの流れ。そして、32bit版Windowsの終焉

社会

再び訪れる「就職氷河期」。縁故優遇政権を終わらせるのは今

政治・経済

微表情研究の世界的権威に聞いた、AI表情分析技術の展望

社会

PDFの生みの親、チャールズ・ゲシキ氏死去。その技術と歴史を振り返る

社会

新年度で登場した「どうしてもソリが合わない同僚」と付き合う方法

社会

マンガでわかる「ウイルスの変異」ってなに?

社会

アンソニー・ホプキンスのオスカー受賞は「番狂わせ」なんかじゃない! 映画『ファーザー』のここが凄い

カルチャー・スポーツ

ネットで話題の「陰謀論チャート」を徹底解説&日本語訳してみた

社会

ロンドン再封鎖15週目。肥満やペットに現れ出したニューノーマル社会の歪み<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

社会

「ケーキの出前」に「高級ブランドのサブスク」も――コロナ禍のなか「進化」する百貨店

政治・経済

「高度外国人材」という言葉に潜む欺瞞と、日本が搾取し依存する圧倒的多数の外国人労働者の実像とは?

社会